この土佐の地にも、古くから今に至るまで多くの方言や、名称が残っています。
高知県は東西に長く、県東部から中西部にかけては「土佐弁」、西部地区は「幡多弁」と2つの方言が残る楽しい地域です。
ここ高知県四万十町大正は「土佐弁」。
しかし、少し西に行けば「幡多弁」になってしまう場所でもあります。
この酒名の由来は、まさに四万十川にかかわる伝統的な言葉が由来しています。
四万十川流域では古来より伝統的鮎漁法に、夏の闇夜にたいまつの火を振り、鮎を定置網に追い込む「火振り漁」があります。
また四万十川流域の暮らしの中で山里では人の集まる場所を「駄場(ダバ)」と呼んでいました。
無手無冠の栗焼酎「ダバダ火振」はこの2つがネーミングの由来となっています。